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家庭菜園で育てて楽しい節約術|サニーレタスの栽培方法と生長記録

サニーレタス
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家庭菜園でサニーレタスを作ったら節約できるか挑戦しています。

初心者でも育てやすいサニーレタスの栽培方法と手順に沿って育てた生長記録を載せています。何個収穫できれば節約になるのかの大まかな計算もしています。

サニーレタスを収穫して食卓に並んだとき、金額的に節約になっていたらゴールとなります。

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家庭菜園が初心者のがサニーレタスを育ててみた

節約のために、サニーレタスの栽培を種からはじめました。サラダにしたり肉に巻いて食べたりするあの野菜です。

サニーレタスの栽培は大雑把に言って種を蒔いて待つだけ。支柱などの特別な道具使わず、プランターと土があればできる。家庭菜園のなかでは比較的カンタンなのだそうです。

私は、野菜を再生させるリボベジには何度か挑戦しているのですが、種から野菜を育てることはあまり経験がありません。

そんな家庭菜園が初心者の私でも収穫まで育てられるのか検証してみます。そしてどのくらい収穫できでば節約になるのかも含めて検証したいと思います。

基本的な栽培方法と生長記録を合わせて解説していきます。

プランターの準備と種まきまでの流れ

まずはプランターの準備と種まきの方法です。

サニーレタスの種を植えるときはポリポットで育苗もできますが、思っている以上に芽が小さく間引きが難しくなります。そのため、ここでは私がおすすめしたい直播きの方法で解説します。

  • 種をまく季節は春から秋ごろ
  • プランターの深さは15cm~20cm
  • 横幅は50~70cm、株数による
  • 鉢底石を敷いて培養土を入れる
  • 株間は20cmぐらい
  • サニーレタスの種を3粒ほど入れる
  • 発芽したら間引きする

・関東は4月上旬から8月下旬、海に近い南側の地域では3月~11月まで可能。

・サニーレタスは深く根を張らない野菜ですので、底の浅いプランターでも栽培できます。

・サイズは株間20cmを考慮して、2株なら横幅50cm、3株なら横幅65~70cmあるとまんべんなく日光に当たるので、伸び伸び育ちます。

・プランターの底に鉢底石を敷いた培養土を8割ほど入れたら、種を蒔いていきます。20cmの間隔をあけて3粒ほど入れるのが理想です。連作障害があるかもしれませんので、レタスを育てた土は使わない方が良いでしょう。

・芽が出たら成長の早い一本を残して残りを抜いて間引きます。芽が小さくつまみにくいので用心してください。ピンセットがあるとやりやすいです。

一週間経過すると芽が出る

一週間たって小さな芽が出たサニーレタス

関東の蒔きどきより少し早い2020年3月27日に種を植えたサニーレタスは、一週間後の4月4日に小さな芽が出始めました。スーパースプラウトくらい小さくて細い芽なので、パッと見ではわからないかもしれませんよ。

この大きさのときはまだ根っこがしっかり張っていませんので、水やりに注意しましょう。低い位置から手ですくってかけてあげるのが良い方法です。ジョウロでジャーだと芽が一緒に流れてしまいます。

1か月で少し大きくなる

1か月経過すると小さなサニーレタスが出来上がる

種を植えてからちょうど1ヶ月が経つとスーパーで見かけるサニーレタスの子供が出来上がります。

大体1ヶ月でもう食べられるくらいの大きさに育つようなのですが、少し早い3月下旬から始めたためまだ少し小さいです。さらに4月は少し寒かったのも原因かもしれません。

成長してきたら化成肥料を加える(追肥)

小さいサニーレタスが出来始めると、土の栄養が足りなくなるので肥料を加えていきます。小さいプランターなので栄養不足は早そうですよね。

固形の化成肥料を1㎡につき30g、もしくは水で薄めた液肥を数回に分けてあげていきます。

1回目のタイミングは1か月経過した写真の大きさぐらいに育ってきた頃が良いでしょう。2回目はサニーレタスが結球して丸みを帯びてきた頃。具体的な日数では1回目から10日前後ぐらいが目安になります。

あげ過ぎは枯れてしまうので分量は、少なく見積もって慎重にしたやったほうが無難です。

肥料をあげてから10日経過

15センチぐらいに成長したサニーレタス

肥料をあげてから10日経過した2020年5月8日には大きいものは15cmほどに成長しました。左下のサニーレタスが成長していないのが気になりますが、他は順調に育っています。

まだ、芯が細いのでもう少し成長してから収穫したいと思います。

少し大きくなって膨らみはじめる

少しだけ大きくなって膨らみはじめるサニーレタス

4日後の2020年5月12日になると、葉っぱも大きく生長してきて、ふかふかした葉っぱで全体が膨らみはじめました。これでもまだ芯は柔らかくシャキシャキ感がありません。見た目はサニーレタスっぽくなってきているので収穫までもう少し成長を待ちます。

暖かい気温が安定してくると成長をはじめてからの速度は早い野菜のようです。ただ、突然夏のような暑さが続いていたからか、葉っぱがしんなりしているのが気になります。

サニーレタスの葉っぱは一枚一枚が薄くて柔らかい質感なので、真夏のような気温のときの直射日光は逆効果なのかもしれません。暑い日は午前中だけ日が当たるような場所に置いておくのがベストなのかなと思います。

サニーレタスの収穫

収穫方法は2パターンあります。

  1. 株の根元から切って収穫
  2. 一枚一枚かき取って収穫

鎌などの刃物で根元から切り離すとスーパーに並んでいるサニーレタスと同じになります。

根元を残したまま一枚づつかき取っていくと、再生して再収穫ができるのです。

節約したい私としてはかき取る一択ですよ。

はじめての収穫

はじめて収穫後のサニーレタスはかき取って少し残しておいた

2020年5月17日。いい具合に大きく育ってきたので、周りの葉っぱをかき取ってはじめての収穫をしました。野菜の収穫は切り口が十分に乾かなければいけないためよく晴れた日に行うのが良いとされています。この日は日差しが強く少し葉っぱがぐったりしていましたが、適した環境だったので急いで収穫となりました。

収穫したサニーレタスは葉っぱ15枚分

かなり密に育っていて葉っぱをかき取るのに苦戦しました。葉っぱは大きいけど中の芯は細く、引っ張ると折れそうになるので慎重ならざる得ないですよ。

しかも、密になっていたのは間引きしていなかったことが原因だと気づきました。小さい芽の写真を撮ったときに安心して間引きを忘れたものと思われます。今更ですが収穫ついでに数本抜きました。根っこ付きもありますが葉っぱの枚数としては15枚です。

初収穫のサニーレタスを食す

サニーレタスに刻んだ玉ねぎを乗せてサラダにして食べました

はじめての収穫は間引きしていないことに気づくなどのトラブルを乗り越えなんとかサラダにできました。収穫直後は太陽の熱でしんなりしていましたが、水洗い後にはシャッキシャキに!

新たまねぎを細かく刻んだサラダにしたのですが、市販のものとなんら遜色ない味と歯ごたえでした。サニーレタスの特長的な苦味もしっかりあって大満足の初収穫でした。

問題は、このあと再収穫できるか。ここが重要ですね。変なタイミングで間引いたのでこれがどう響いてくるか、というところです。

2回目の収穫

2回目の収穫ができるまで葉っぱが大きく成長しているサニーレタス

2020年5月28日。サニーレタスは根っこを抜かず葉っぱだけをかき取れば何度か再収穫できるとは聞いていたものの、実際のところ少し不安でした。はじめての収穫から10日経ったころ、写真のようにしっかりと葉っぱをつけて再収穫できるまで成長していました。

2回目の収穫は約17枚

今回、収穫できたのは大小あわせて約17枚でした。1回目、2回目ともに市販されているサニーレタスよりも全然小さいサイズです。大きくするためには成長させ続ければ良いのかもしれないのですが、快晴の下では葉っぱがぐったりするので早めに収穫しています。味は2回目の収穫でも変わらず、市販されているサニーレタスと遜色なかったですよ。

無事、収穫できるまで成長していましたが、やや気になる点が。かき取った株元から葉っぱが再生しているわけではないようで、前回小さかった葉っぱが大きくなったような印象でした。ということは、もしやこれで終わってしまうのかな?と少し不安になっています。

悪天候が続き、収穫止まる

まばらに成長を始めたサニーレタス

2020年06月08日。毎日の天気が曇りか雨の日が続いていて、日光を浴びれなかったサニーレタスは案の定痩せこけ、萎れた葉っぱが増えてきました。葉っぱに元気がないからといって肥料を入れるのは厳禁ですね。これは明らかに日照不足。

下葉をかき取ってみても枯れてしわしわになったものしかないサニーレタス

下葉をかき取っても収穫できるのは、枯れて萎れた葉っぱしか取れませんでした。これでは食べられませんので残念ですが破棄しました。

悪天候でさらに悲劇が起こる

なにかの卵のような黒いツブツブを発見した悲劇

2020年6月12日。雨が降るなかサニーレタスを念入りにチェックしていると、なにやら黒いツブツブしたものがくっついていることを発見。葉っぱの裏には少量でしたが、根元部分にはたくさんありました。なにかしらの卵だと思いますが、雨に濡れて膨張しているので孵化はしなさそうです。

まさかの梅雨入り!?

梅雨入り後で葉っぱは大きくならず根元が伸びるサニーレタス

2020年6月26日。あれだけ天気の悪い日が続いていたのに、数日前に正式に梅雨入りした関東。なおも続く悪天候を生き抜いたサニーレタスは、相変わらず食べられそうな葉っぱは育たず、収穫と称した手入れを続けていました。下葉をかき取り続けた結果、長い茎だけが露見するような姿になってしまいました。

木のような成長を始めるサニーレタス

小さい木が生えているかのような姿になってしまい、葉っぱも成長を止めてしまったように感じます。天候が悪いからなのか、普通に育ててもこれだけしか収穫できないものなのか、もはや原因がわからなくなってきます。2回の収穫でサニーレタスは終了なのだろうか・・・。

これから天気が回復してきたらまた収穫できるまで成長してくれるのか、不安で仕方がない。

サニーレタスで節約ができるまでの目安

スーパーで売っているサニーレタスはひとつ150円程度が平均の相場だと思います。

培養土が800円で種がひと袋200円でしたので、1000円分の収穫ができれば節約できたことになりますね。

6.5個分の収穫ができれば975円になります。市販のものはひと株で14枚くらい食べられるので、91枚以上食べられれば初期費用を越えられます。

当初、これは余裕かもしれないと思っていましたが、雲行きが怪しくなってきました。