莢だけ切った枝豆の再収穫は可能か?
育て続けた枝豆が莢を付け実が膨らんできた頃合いで収穫ののち食べることまでやれるようになりました
しっかりビールのつまみとして枝豆を食卓に並べることができました、自分で育てて収穫した枝豆となれば感慨深い気持ちで食べたことが記憶に新しいです
枝豆の収穫は根元から抜いたものと莢だけをハサミで切ったものとで分けて行いましたが、枝豆の再収穫が可能なのか興味があったので莢だけ切ってそのままプランターに残しておきました
再収穫の実験のために残した枝豆はいったいどうなったのか?
莢だけを切って再収穫できるか試す準備
基本的な枝豆の収穫方法は土から根っこを引き抜いて、莢を切り離します
前回私が食べた枝豆も根っこを引き抜く方法でしたが、ひとつだけプランターに残したまま莢だけハサミで切ったものがあります
そのまま育てることができれば無限に収穫し続けることができるんじゃないかと思ったのです
付いていた莢を全て切るのではなく、写真裏側に少しだけ写っていますがあえてひとつの莢だけ残しておきました
この莢は豆が一粒しか付いていない小さなものだったので、これを放置していくと莢が伸びて2~3粒に成長することができるのか知りたかったので残してみました
この状態のまま栽培を続けていきました
莢だけ切った枝豆を2週間ぶりに観察
2週間ほど経過したころに莢だけ切った枝豆をみてみると・・・
おおかたの予想通り新しい莢はつけていませんでした
あえて残しておいた莢も大きくなることは無く、小さい一粒しか入っていない莢のままです
正直これは、やる前から少し分かっていました・・・
枝豆の莢の元になるようなものが付いていないのだから新しい莢が出来上がるなんてことは起こらないのも仕方が無いですよね
沢山付いていた葉っぱも枯れて下に落ちて枝だけになってます
ということで、枝豆の再収穫計画は見事に失敗に終わりました
他の枝豆の成長も止まる
そして、そもそも収穫しないで残しておいた枝豆たちはどうなったかというと
莢を増やすことも無く、莢が大きくなるわけでもなく、2週間前とほぼ同じ状態でプランターの中にいます
葉っぱが枯れて何枚か失ったとこと莢の色が少し黄色がかってきた以外で変化は特にありませんでした
逆を言えば、この2週間は梅雨が明けず雨の日と曇りの日が続くような悪天候のなかでこれだけ姿を変えずに維持してることはすごいことなのではないでしょうか
雨が続きすぎて収穫をする気になれなかった私よりも忍耐力のある枝豆に完敗しました
残った枝豆を収穫して食べる
なにはともあれ充分熟した枝豆を収穫して食べることにしました
今回収穫したのは計4本です
莢の付きが悪かった枝豆がさらに成長して大きくなることを想定して栽培を続けたのですが、成長の止まった枝豆たちはやっぱり小さいままだったのでほんの少ししかないです
もう少し大きくなって莢も増えている予定だったのですが収穫してみるとその量に驚きました
お寺のご飯かと思うぐらいの量が出来上がりました
どの莢をみても2粒以上実っているものは無く、ほとんどが1粒だけの莢です
ただし、実の1粒1粒は大きくて前回収穫した枝豆より膨らみがあるのがわかります
前回収穫した枝豆の味はほぼ無味無臭といった感想でしたが、今回は歯ごたえが良く枝豆特有の香りを多少感じられました
量は少ないけれど今回の枝豆の方が味は良くなっていました
枝豆の収穫を終えた後は
残った枝豆を収穫したことで全ての枝豆がプランターからなくなりました
今後の家庭菜園は何を育てていくか未定ですが、新しい栽培を始めたときはこの大きなプランターで野菜を育てていきます