健康診断の結果により、ガンマ-GTPの数値が平均の3倍との診断結果が出ました
2次検査が必要となり、近所の内科へ診察に行き、詳しい検査結果を調べていただきました
結果は、アルコールによる「軽度の脂肪肝」そして「肝臓が硬くなっている」というものでした
その際、肝臓の状態を改善するために処方された薬の名前は「ウルソデオキシコール酸」
この薬は胆汁の分泌を促す作用のあるものです
というわけで今回は、そもそも胆汁とは何なのか?そして
この「ウルソデオキシコール酸」という薬が何なのかについて書いていきたいと思います
肝臓の障害を改善するウルソデオキシコール酸とは
- 胆汁とは?
- ウルソデオキシコール酸とは?
- 私の肝臓の状態と胆汁の関係
胆汁とは?
そもそも胆汁とは何なのかについて、調べてみました
まず、肝臓ではさまざまな成分が分泌されています
肝臓から分泌された成分は食べ物や飲み物の消化・吸収を助けます
この成分の中のひとつに当てはまるのが胆汁です
人の体内には胆汁は5種類あり、主な効果は食べた物に含まれる「脂肪の消化と吸収」です
胆汁は脂肪の消化・吸収に使われた後、95%が肝臓に戻り再利用されるといわれています
肝臓の機能が低下すると、この胆汁の分泌が低下し脂肪の消化・吸収が上手く行えなくなってしまいます
ウルソデオキシコール酸とは?
今回処方された薬「ウルソデオキシコール酸」で私の肝臓にどう影響するのか?
調べてみると、この薬は胆汁の分泌を促すものということがわかりました
かなり古い時代からある漢方薬で、熊の肝臓を乾燥させて作られたものが起源となっているようです
動物の肝臓は人間の肝臓にも効果があるということなのですね
私の肝臓の状態と胆汁の関係
現在私の肝臓には脂肪が多くついているようで、軽度ではありますが「脂肪肝」の状態のようです
どのような仕組みなのかというと、
アルコール摂取が原因で肝臓の機能が低下したことで胆汁の分泌が追いつかなくなり、
結果的に食べ物の脂肪を消化しきれず肝臓に脂肪がついてしまったというわけです
ウルソデオキシコール酸を飲み、胆汁を増やすとどのようなことが肝臓に良いのか?
食べた物についた脂肪の消化・吸収を助けてくれるので、私の肝臓が働く量を減らすことができます
つまり、医師の処方したウルソデオキシコール酸という薬は、肝臓を休ませることが目的だったようです
さらに、肝臓へ脂肪が付くのも同時に防ぐ意味もあるといえます
まとめ
- 胆汁とは食物の脂肪を消化・吸収するための酵素
- ウルソデオキシコール酸とは胆汁を促す薬
- 胆汁を増やして肝臓の仕事を減らす
私の肝臓はアルコールの飲みすぎにより、機能が弱ってしまいました
弱った結果、脂肪の消化が間に合わず肝臓に脂肪が付いてしまったのです
そのために処方された薬を今回は紹介しました
この薬を飲むことで肝臓がよくなるわけではないので、当然お酒は控えなければいけません
あくまでも肝臓を休ませるための薬だということが分かりました
ここに書いたことは記録として残しているので、詳しく知りたい場合は、医師の診断を受けましょう
あくまで参考程度にとどめておいてください
今日はここまで~