食材として食べ終わったアボカドを再生させて1年が経過しましたが、いまだ成長止まらず鬼の角のような2本の枝が同時に伸びさらに巨大化しています。
この成長ぶりを見ていると、野生のアボカドの全長が20メートルとも30メートルとも言われているのもなんとなくわかる気がします。
そんな我が家の再生アボカドは最近、葉っぱが茶色く変色している部分が目立つようになってきました。
放っておいたら枯れてしまったものもあったので、対処してあげることにしました。
今回はアボカドの成長記録と、葉っぱが茶色く変色してしまった原因と対処法を書いていきます。
種から栽培を始めたアボカドの1年経過時の状態
スーパーに売っていたアボカドから取り出した種を再生させ始めた去年の秋から1年が経過しました。
冬の季節を乗り越えたときはもうだめかと思うくらい弱っていましたが、春と夏を過ごした現在ではさらなる成長を遂げています。
鬼のツノみたいな2本の枝が突然生えていて驚かされましたが、我々に危害を加えてくるような素振りはなかったので安心しました。
でも、どこか怒っているように見えます。同時期に栽培を始めたアボカド2本を冬の間に枯らせてしまったことが原因じゃないことを祈ります。
この写真から2週後ぐらいに葉っぱが茶色く変色しはじめました。
アボカドの葉っぱが茶色くなってくる
元気だったときから2週間経った日のアボカドは、変色して元気がなさそうです。
結構たくさんの葉っぱが変色していて枯れはじめている葉っぱも見受けられます。
病気なのかなんなのか調べ、とにかく全身に回ってはまずいので対処することにしました。
葉っぱが茶色くなった原因を探る
アボカドの葉っぱが茶色くなってしまった原因を特定するのは難しかったですが、すべてを統合した結果、原因は以下のようになりました。
- 植木の転倒
- 日照不足
- 栽培方法や管理
- さび病
葉っぱが変色する直前に起こった出来事に、台風上陸と台風の強風で植木が倒れてしまったことがありました。アボカドの木が真っ直ぐ立たなくなってしまうぐらいの被害を受けてしまいました。
続けて雨が降ったり止んだり繰り返し、曇りの日が長く続いたことによる日照不足も関係があるかもしれません。
さらに調べていくと栽培の方法や管理に問題があると茶色く変色することもあるようです。主に水不足による乾燥と根詰まりが原因の可能性もあるようでした。
それから葉っぱの変色の仕方が「さび病」に似ているところも気になります。
さび病とはカビが原因で発生する植物特有の病気で、雨や曇りが続くと発症しやすくなります。
発症の原因などが似ているのですが、さび病はネギやシソに起こる病気であり、アボカドが感染する例はあまりないようでした。
茶色く変色したアボカドの葉っぱに対処する
可能性のありそうな原因がいくつか出てきたので、対処していきたいと思います。
先に挙げた原因に共通した対処法は「茶色く変色した葉っぱを切る」です。
さび病でも日照不足や管理方法が原因だったとしても枯れてしまった葉っぱは復活しないので、結局切る以外に効果的な方法がありません。
ちなみに葉っぱを切るタイミングは、良く晴れた日の朝がベストです。というのも切り口から菌が侵入するかもしれないので、長い時間日光に当てて切り口を乾かせてあげるためです。
切り口が乾けば菌の侵入を防げます。他の植物や野菜を剪定するときも同じ理由から晴れた日の朝にやるのが良いです。
私のアボカドは結構な範囲で被害があったようです。全部で十数枚ほど切りました。
こんなに切ってしまったら丸裸になっちゃうんじゃないかと思ったのですが、まだまだ葉っぱには余裕がありました。
まだこれだけの葉っぱが残っているのを見ると大きく育った成長の具合がよくわかります。
大きなサイズに育ってくれているので根詰まりが原因の可能性もありますね。
根詰まりの対処法は大きい植木鉢へ変える
アボカドの植木鉢は8号で、直径が24cmある大きめサイズを使っているのですが、それでも足りなくなったきたのかもしれません。
20~30メートルまで成長するアボカドなので、8号では全然足りないですね。近々9号か10号ぐらいの植木鉢へ変えようと思います。
ひとまず、根っこが酸欠にならないよう植木鉢の上の土だけをスコップで耕して空気が入りやすくしておきました。
今回の対処法で変色した葉っぱが出てこないことを願います。
最後までお読みいただきありがとうございました。