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【リボベジ】再生に成功したゴーヤの親づるを摘心する【栽培方法】

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食材として料理に使ったゴーヤの種から発芽した苗を、プランターへ移してから相変わらず成長が止まりません

今でも十分成長しているのですが、更なる成長を遂げるために必要な加工をしてあげます

この加工をしてあげることでつると葉が広範囲に育ってくれます

ある程度育ってきたゴーヤを理想の形へ育てるために欠かせない「摘心」についてご説明します

またこの加工はゴーヤカーテンを造るためにも大事な作業となります


ゴーヤの親づるを摘心する

  • 摘心とは
  • 摘心の注意点
  • 摘心の具体的な方法
  • 摘心後のゴーヤ
  • ゴーヤの摘心まとめ

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摘心とは

ある程度育ってきたゴーヤの苗の成長を促すために必要な栽培方法として「摘心」という方法があります

摘心とは簡単に説明すると、親づるを切り落とし摘み取ることです

親づるを摘み取ることで、子づるの成長は幅を拡げ広範囲に伸びていくようになります

言うなればこれは、親づるを摘み取った者への子づるの復讐劇と思っていただいても差し支えないと思います

摘心をしなくてもゴーヤのつるは伸びていくとのことですが、しないよりはしたほうが良いと言えるでしょう

特にゴーヤカーテンを目標に栽培されている場合は、隙間なく葉で覆うために必須の作業となります


摘心の注意点

摘心を施すときの最適な時期や方法をご紹介します

主な注意点としては摘心を施す時期を待ちましょう

  1. 本葉が5枚以上になったとき
  2. 全長が1メートル以上になったとき

上記2点の条件を満たしたときが最適なタイミングとなります

本葉が5枚以上になったとき

摘心を施すには葉っぱが5枚以上になったときが最適なのですが、ゴーヤの葉っぱには、種類があります

双葉、初生葉、本葉と段階的に増えていきます

双葉は芽が開いたときの一番最初に生まれる葉っぱです

初生葉は写真左側の丸みがある葉っぱです

そして本葉は写真右側の大きく拡がった葉っぱになります

摘心を施す際は、初生葉を除いた本葉のみを数えて5枚以上になったときに行います

葉っぱの種類と枚数はお分かりいただけましたでしょうか

全長が1メートル以上になったとき

次は苗全体の長さです

本葉が5枚以上あっても全長が短い状態で摘心してしまうと、成長しなくなる可能性があります

十分な長さまで育ってからのほうが、子づるも成長しやすくなります

目安としては、大人の身長で腰あたりまで伸びてきたころがよいでしょう

 

以上の条件を必ず満たさなければいけないというわけではありません

だいたい本葉5枚でおおよそ1メートルが適した状態となります


摘心の具体的な方法

十分な長さに育った苗の本葉5枚が残るように摘み取るのが理想です

せっかく1メートルも育った苗を摘み取るのは勇気のいることです

躊躇ってしまう気持ちも分かりますが、子づるに闘争心を植えつけるためです

ここはひとつ、心を鬼にしてハサミでバッサリ切り落としましょう

切り落とされた親の仇です、いや、切り落とされた親づるです

そして苗の状態が下の写真です

上部がキレーに切られてます!この状態になれば摘心は完了です

見た目は心配になるような光景ですが、これが摘心という作業なのです


摘心後のゴーヤ

摘心をした後のゴーヤにどのような変化が起こるのかというと・・・

本葉が生えている茎の根元から新しいつぼみが産まれています

本葉の脇から産まれたつぼみが伸びてネットに絡まることで葉っぱの密度が高まるのです

密度の高い葉っぱが増えれば、隙間のない綺麗なゴーヤカーテンが造り出せるようになります

これが摘心の効果です!

変化が表われるまでに経過した期間はわずか2日間でした


ゴーヤの摘心まとめ

  • 本葉が5枚以上で全長1メートル以上
  • 切り落とすときは心を鬼にして
  • ゴーヤカーテンを造るときは重要

摘心についてお分かりいただけましたでしょうか

調べていくと、実際は何もしなくても十分成長させることもできるようです

その逆に摘心しても成長に変化がない場合もあるようなのです

野菜や植物にも個体差があるので、成長の勢いを見極めて行うのが無難ですね

今日はここまで~