土耕栽培で豆苗を再生させる栽培日記
料理に使った野菜の切れ端を栽培して再度葉っぱを再生させることをリボベジといいます。
リボベジの中でも豆苗は代表格とも言えるほど、誰でも簡単に再生できる野菜として有名です。
豆苗のリボベジ方法は水に浸して行う水耕栽培が一般的で、最も簡単で初心者でもリボベジをはじめ易い野菜に分類されます。
今回私は水耕栽培ではなく、プランターと培養土を使って豆苗を栽培させることにしました。
2021年に豆苗の土栽培に新たに挑戦した記事もあります!
豆苗の切れ端をある程度まで育てる
まずは、土で栽培する前の下準備として、料理に使った豆苗の切れ端を水に浸し、ある程度の大きさまで育てます。
栽培方法は以前私が行ったやり方で育てていきます、具体的な方法は以下の記事から見れます。
豆苗の切れ端をいきなり土へ植え替えても問題はないかと思います。
ただ私の場合は何度も再生野菜に失敗している経験があるので、土を無駄にしないためにも1度水で栽培して、きちんと成長するかを確認してから植え替えるようにしています。
どこまで育てれば良いという明確な基準はありませんが、ある程度大きく育つまで水に浸して様子を見ます。
栽培するときに注意することは、水が腐りやすいので毎日取り替えるようにしてあげてください。
この写真が土へ植え替える寸前の豆苗の状態です。
先の部分が少し垂れ下がってくるくらいまで成長できれば問題ありませんので、いよいよ土へ植え替えます。
育った豆苗をプランターへ植え替える
ここからは水で育てた豆苗を土へ植え替えていきます
植え替えに使った物やポイント
- プランターのサイズは45cm(横)×18cm(縦)×20cm(深さ)
- 土はハイポネックスの培養土5L
- 土の中心部を山状にしてウネをつくる
- 豆苗の種と根っこ部分を2分割する
- 支柱とネットを設置
やや大きめのプランターに信頼の厚いハイポネックスの培養土を敷き詰めました。
プランターの中の土は中心に小さな山を作るように盛り上げて形を作りました、こうすることで水はけが若干良くなるような気がします。
豆苗をそのまま植え替えると密集しすぎてしまうため、二つに切って少し離れたところに植えてあげました。
プランターの左右に支柱を立て、その間にネットを張りめぐらせることで垂れ下がっているツルが巻きつくようにしてあげました。
完成形は下の写真です。
夜だしブレてるしで見づらいかもしれませんが、先端のツルをネットに引っ掛けて巻きつきやすくしています。
2週間経過した再生豆苗の変化
土へ植え替えてから2週間ほど経過するまでは、特に目立った変化がありませんでした。
はじめの1週間は天気が特に悪い期間で、曇りが続き雨も降っていましたのであまり成長できなかったように思えます。
その証拠に他の植物たちも目立った変化がありませんでした、太陽の力が植物にとってどれほど重要なものか思い知らされました。
次の2週間目から天気は回復して目一杯太陽の光を浴びたこともありずいぶん成長してきました。
もう雑草の如く密集した豆苗がそこにはありました。
少し長さが伸びてしっかり成長してはいますが、下のほうからの成長が勢いよく、ものすごく量が多く見えます。
後ろに生えている一番背の高いツルはしっかりとネットに巻きついてくれていますが、このままでは日当たりが悪く成長が止まりそうなので剪定をしてあげました。
かなり強引にチョキチョキ切り取って前に生えていた部分をすっきりさせてみました。
これで後ろに生えていたツルにもしっかり日が当たるようになります。
ちなみに剪定で切った豆苗はおひたしにしておいしくいただきました。
3週間目に突入した再生豆苗
剪定を終えてから3週間目に突入しました。
この週はまたしても天候に恵まれず雨が多く続いていました。
前回に比べ、上へ伸びるように成長しているのがわかります。
目立った変化としては根元の部分は少し黄色がかっているのが気に掛かります。
それ以外で特に目立った変化はないため今は安定期に入った模様です。
このまま天気が好転してくれることを願って様子を見ていきたいと思います。