何度も何度も失敗している再生野菜(リボベジ)ですが今回も懲りずに挑戦します
今回挑戦する再生野菜はレモンです
食材として利用し、食べ終わったレモンから種を取り出し発芽させます
一年前にもレモンの再生に挑戦していますが、発芽までしましたが、土へ植え替えてから失敗しました
失敗してしまったレモンの記事
同時に挑戦している再生野菜のゴーヤがすくすくと育ってくれているので、この勢いに乗ってレモンにも再挑戦することにしました
この記事では、食べ終わったレモンの種から発芽させる具体的な方法をご紹介します
レモンの種が再生に失敗した原因
前回の私の失敗を例に解説していきます
まずは、市販されているレモンを料理などに使った後、実から種を取り出します
で、私はこの種を水に浸けていたのですがこれが失敗の原因でした
何もしないで実から取り出したばかりのレモンの種は硬い皮に覆われています
この硬い皮が邪魔をしているため発芽しないようなのです
写真の種を取り出しただけの状態です
このままでは発芽させることはできないので、皮を剥いてあげます
レモンの種を再生させる方法
前回の失敗から学んだレモンの種を再生させる方法は大きく分けて、
- 洗う
- 皮を剥く
- ベッドを作る
以上の3点なります
なかでも、前回と違うところは「皮を剥く」ですが、今回の教訓で一番重要な手順でした
レモンの種をよく洗う
まずは、レモンの実から取り出した種を洗います
手で掴んでみると種全体がヌルヌルしているのがわかると思います
表面に付着したヌルヌルをティッシュやキッチンペーパー等で拭き取ってあげます
皮を剥きやすくするために拭き取るだけなので、多少残っていても問題ありません
レモンの種の皮を剥く
種に付着していたヌルヌルが取れたら、次は皮を剥いていきます
レモンの種は皮を剥くだけで発芽率が一気に上がります
種の皮は硬そうに見えますが意外と簡単に剥くことができます
尖っている先っぽ部分に少しだけ爪を立てて、引っ張ってあげると剥くことができます
写真のように一箇所剥ければ
写真のようにすべて丸裸にすることができます
皮を剥いた種を数個作ります
種によって成長の早さが違うので、保険の意味でも複数の種を仕込んでおきます
レモンの種を発芽させるためのベッドを作る
レモンの種を発芽させるためには、常に水に漬けておく必要があります
種が発芽しやすいベッドを作ってそこから芽が出てくるのを待ちます
私は写真のようなベッドを作りました
使った材料
- 2リットルペットボトルの底
- 脱脂綿
- 水
2リットルのペットボトルの底部分をカッターで切り離し、脱脂綿を敷き詰めて水を含ませます
このベッドに皮を剥いたレモンの種を乗せて完成です
レモンの種を発芽させる
水を含ませた脱脂綿にレモンの種を乗せたら、発芽するまで栽培していきます
ここで行うことは特別なにかをするわけではなく、ただ水を切らさないようにするだけです
脱脂綿が乾く前に、常に水を注ぎ足して放置です
水を注ぎ足すときは、脱脂綿が水を吸うので量に迷うときがあるかもしれませんが、遠慮することはありません
ひたひたになるくらいたっぷり入れてしまって大丈夫です
毎日水を注ぎ足してあげると、1週間ぐらいで芽が出ます
写真の一番奥はすでに芽が伸びまくっていて、発芽するスピードが種によって違うことが良く分かります
発芽に成功したレモンの種を培養土を入れたポリポットへ植える
発芽用ベッドで栽培すること1週間、ついに芽が出てきてくれたので土へ移し替えてあげます
ポリポットに底石を少し敷いて、その上から培養土を8割程度まで入れます
ここまでできたら、発芽したレモンの種を置いていきます
伸びていく芽が脱脂綿の中に入り込んで根を生やそうとしていました
土と間違えてどんどん深いところまで根付かせようとしているのでしょう
こんなときはそっ、と取り外してあげましょう
培養土を入れたポリポットへ種を置いたら、種の上に被せるように少しだけ培養土を乗せます
で、レモンの種を移し替えた完成形がこちらです
合計でポリポットが4つ完成しました
毎日水をあげて芽が顔を出すのをひたすら待ちます
水をあげるタイミングは土が乾いてきたら、下から流れてくるぐらいたっぷり水をあげましょう