再生させた小松菜が梅雨入りしたときの成長記録
小松菜の切れ端を土へ植えて再生を狙ったが、初めての小松菜リボベジが魅せる驚くべき成長速度に追い付く事ができず菜の花を咲かせてしまいました
再生した小松菜を食べることなく菜の花はぷっくりとした莢(さや)をつけ再生を始めた私を困惑させてくれました
出来上がった莢をどうするのか模索している中でこの莢を食べてみようということになったのは記憶に新しいです
梅雨の季節に入り私の小松菜は、非常事態を迎え、更なる困惑を招く結果となりました
今回は、小松菜がどのような成長をしていったのか前回からの経過を書いていきます
梅雨入りした小松菜に起こった悲劇
春が終わり雨が多くなる梅雨の季節が始まりました
今年は雨の量が多いことは当然ですが、風が強い日が何日か続いていました
いつものように小松菜の様子を見てみると、縦に伸びていた茎が左右に広がって様子がおかしくなっていました
あまりにも広がっていたので近くでよくよく見てみると
根元から折れていました
支柱などを立てていなかったので当然と言えば当然なのですが、あんなに元気な姿をしていたのに強風にやられてしまいました
もはやここから立て直す術もなくなりましたので、見守るしか方法がありません
小松菜の菜種を早急に調理してみる
枝から莢(さや)を収穫
梅雨の強風に煽られてしまった小松菜を再生させることが困難になってしまったので、急いで食べてみることにしました
調べる時間も早々に、小松菜の種を取り出し方や調理方法など正しい方法なのかも判別がつかない状態で調理スタート!
小松菜のプランターから小麦色に変色した枝だけを選んで剪定しました
小松菜の枝に数個ほどくっついている莢をハサミで切り落とし一箇所にまとめます
莢から菜種を取り出す
莢をひとつひとつ開いて中の種を取り出します
写真に写っているが取り出した種、これが菜種油の原料になる「菜種」です
この菜種を乾燥させて土に植えると種から小松菜を育てることができるようになります
取り出した菜種を調理する
今回は「慌てて食べることにした!」なので種から小松菜を育てるのではなく、この菜種を調理します
ただし、菜種の調理法など知らず、ましてや小松菜から取り出した菜種など見るのも初めてなのでどうやって料理するのかもわかりません
小さい種の集まりを「漢の塩ゆで」しても意味がないので、調味料として使うことにしました
熱した油に菜種を入れてプチプチ言わせながら炒めました
油で炒めることで菜種から何が出てくるかは正直全く分かりませんが何かしらの香りが油に移ると思い、やってみました
ちなみに菜種と一緒に油で炒めた種があるのですが、一緒に入っているのはマスタードシードです
マスタードシードは「粒マスタード」に入っている粒々した丸い物体なのですが、実はこのマスタードシードも菜種の一種のようです
熱い油で小松菜の菜種を炒めることはあながち間違いではなかったようです
カレーに菜種を混ぜてみた
マスタードシードを炒めるのですが、普段から料理を良くする人はピンと来たのではないでしょうか?これはカレーを作る工程です
油にマスタードシードの香りを移らせる工程なのですが、ここに菜種を混ぜてみた、というわけです
プチプチシュワシュワと言わせながら2種類の菜種にカレールーを入れて完成です
ところどころに見える黒い粒がマスタードシードと小松菜の菜種です
で、さっそく食べてみた感想ですが・・・
小松菜の菜種の味は全く分かりませんでした、カレーの香りに完全に負けてしまったのでしょう
前回莢ごと茹でたときは微かに小松菜の香りがした程度だったので、カレーに入れたら香りがしなくなるのは当たりまえですね・・・
なんともパッとしない菜種の料理になってしまいましたが、何はともあれ再生した小松菜の種まで食べることができただけでも栽培した甲斐がありました
次回は莢から取り出した小松菜の種を発芽させて、栽培を始められるようにしたいです