料理で使った小松菜の切れ端を再生させ、再度葉っぱをつけられるのか挑戦してみます
以前挑戦したとき、小松菜の再生に失敗してしまいました
前回失敗したときの記事は【リボベジ】小松菜を再生させる!【節約計画】
今回は前回とは大きく違う部分があり、期待が持てそうです
小松菜のリボベジ(再生野菜)方法
根っこが残った小松菜を使用
今回使用した小松菜の切れ端はこちら
ここまではっきりと根っこが残っている小松菜は珍しいですが、リボベジをするには根っこが残っていないと不可能であることがこのブログで実証しています
しっかりと根っこが残っていれば、水を吸い上げて小さな若葉が芽生えてくれますので、小松菜のリボベジをはじめるときには根っこを意識すると失敗する確率を減らせます
もし根っこがない小松菜を使った場合、芽が伸びるわけでもなく下部分が腐って終わってしまいます
ペットボトルの空き容器で水耕栽培
500mlのペットボトルから半分をカッターで切り離した水栽培専用の容器を作って土栽培への準備をします
ペットボトルで作る栽培容器は、
- 四つの角にカッターで切込みを入れる
- 2本の輪ゴムを切り込みの対角線上に通してバツマークをつくる
- 4つの空間に小松菜を1本づつ入れる
写真のようにバツマーク状に留めた輪ゴムが仕切りとなって、小松菜が倒れて水に沈むのを防いでくれます
数日間芽が再生するまで待つ
ペットボトル容器に水を入れて小松菜を浸からせて芽が出るのを待ちます、水の入れすぎは根腐りの原因となるので6~7割程度になるよう気にかけてあげましょう
適度な水の量を守って毎日変えてあげながら数日経つと、小松菜の切り口から小さな芽が飛び出してくるのが分かるかと思います
写真は5日経過したときです、切り口から薄緑色をした小さな芽ができているのがお分かりいただけると思います
このようにしっかり芽が出たことを確認できれば、小松菜を再生させられる確率がぐんと高くなります
培養土を入れた深めのプランターに移す
小松菜の切り口から小さな芽が出てきたら、プランターへ移し替え土での栽培に切り替えます
根っこが長いためやや深めのプランターを用意して培養土が全体へいきわたるように敷き詰めて栽培をしてくと成功率が上がりおすすめです
小松菜の根っこが底に当たらないように、根っこの長さ合わせた大きさのプランターを用意して始めるのが無難です
今回、私が使用したプランターは横38cm×縦20cm×深さ15cmのサイズを選びました
ハイポネックスの培養土を中心部分が盛り上がるように敷き詰め、出来上がった中心部の小さな山(ウネ)へ等間隔に小松菜を植えつけました
土へ植え替えた小松菜の成長
小松菜を土へ植え替えて順調に芽が伸びてきているのを写真に納めました
左が4日目、右が7日目の小松菜の様子なのですが、葉っぱが大きく育ってきているのがわかります
たっぷりの水遣りと思う存分日光に当ててあげることで小松菜を再生させることが証明できました
水栽培でも再生は可能
土へ移し替えるにあたっては、お住まいの関係上難しい環境であったり単純にプランターや土を用意するのが面倒だったりと、色々な事情があるかと思います
そういった土で育てることが難しいという場合には、水だけで栽培する方法もあります
水だけで栽培するには今回作ったようなペットボトルの容器をそのまま使うと小松菜同士が密集してしまい、栽培の環境によくありませんので1本ずつ小分けにして育てられるような容器を準備して使用すると成功しやすくなります
ただし水のみの栽培は、以前に私がネギを再生させたときに味もにおいもない無味無臭のネギができあがったので小松菜も同様に味もしゃしゃりもないものになる可能性があります
小松菜のリボベジまとめ
前回失敗に終わってしまった小松菜ですが、今回は成功しそうです
今後失敗しないために、今回成功の可能性となった項目を4つにまとめてみました
- 小松菜の根っこがしっかり残っていた
- 小松菜の切り口に小さな芽が残っていた
- プランターの中心部に小さな山(ウネ)を作った
- 水と日光をたっぷり与えた
農業や菜園などまったくのド素人である私ですが、今回の成功の要因は以上の4点で、中でも一番重要なことはやっぱり根っこがしっかり残っていることだと思います
今回のように何も手が加えられないままはっきりと根っこが残っている小松菜は珍しいと思いますが、きれいに根っこが残っている小松菜を見つけたときはリボベジに挑戦してみるのも良いかもしれません
寒い冬が終わり暖かい春がやってきたので、リボベジ再開します!
昨年はゴーヤとアボカドとレモンが頑張ってくれまして、アボカドとレモンは数は減ったものの今現在でも健在です
今年も新しいリボベジに挑戦していきます!