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【太陽のちから】日光を浴びて植物はデンプンを、人間はビタミンDを生成する【インフルエンザ予防】

リボベジ
アトリエ*きなりさんによる写真ACからの写真
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私、天気の良い日に散歩に出かけるのが大好きで、真夏に風邪引いてても日に当たりに散歩へ出かけてしまうほどなのですが、実は病にかかっているにも関らず外に出ることはとても人間にとって良いことを無意識にやっていた可能性があります。

それから私、野菜の切れ端などを再生させるリボベジに興味ありまして、何度か挑戦して再生に成功させることができています。生ゴミになるはずだった野菜たちが再生する瞬間を実際に見て思ったのは、1度死んだ野菜たちが芽を出してまた植物として再生できたのは何故なのだろうという疑問でした。

私は元々レイズ・アレイズなどの白魔法を使える家系の生まれではありません、ましてやザオリクやザオラルといった呪文が使える僧侶へ転職した憶えもありません。

そんなことより、野菜たちを蘇らせられるほどのパワーは間違いなく日光によるものだと思います。

今回は植物にも人間にも抜群の効果を発揮する日光に魅力ついて書いていきます。

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野菜や植物が日光に当たると何が良いのか?

家庭菜園などで野菜を育てたり、花壇で花を育てたりするとき必ずといっていいほど「日当たりの良いところで栽培しましょう」という言葉が出てきます。

私もその言葉を信じて狂ったように日光に当てまくりました。そして当然のように野菜や植物たちはどんどん成長してくれるようになりました。

ですが、日光がどんなふうに植物に影響を与えるのか、その仕組みを全く知らずに栽培をしていたのです。

小学6年生ごろの授業では、葉っぱをヨウ素に浸けて変化を見る光合成について勉強する機会があったようですが、私は一切覚えていませんでした。

小学校の理科の実験とは?

小学校で行われる実験の内容は

  1. 葉っぱを日光に当てるのと当てないに分けて放置
  2. 二種類の葉っぱを湯→アルコール→湯の順に入れる
  3. ヨウ素液にひたす
  4. 日光を浴びた葉っぱが紫になる

ざっとこんな感じです。

この実験は「ヨウ素デンプン反応」と言い、葉っぱの中に含まれるデンプンがヨウ素に反応して紫色に変化することで量や質を調べるための手法で、皆一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

日光によってデンプンが作られる

小学校の理科の実験でヨウ素デンプン反応をやる意味は、葉っぱが日光に当たるとデンプンを作り出す現象を知って欲しいため。実際、日光を浴びていない葉っぱをヨウ素液にひたしても色は変わらないのです。

仕組みは葉っぱが二酸化炭素を吸って日光を浴びて光合成をすることでデンプンが作られます。

葉っぱにデンプンが増えるとどうなる?

葉っぱの中に増えたデンプンは8時間かけて葉っぱから茎を伝って根っこへ拡がり、全身に行き渡ります。

植物が成長するために欠かせない栄養分であるデンプンを作るためには、日光の存在がなければ成立しないものなのです。

日光が人間にもたらす効果とは?

日光は人間の身体にも良い影響を与えてくれるとてもありがたい存在です。

薬にも栄養にもなる、そんな日光がもたらす驚きの効果をご紹介します。

結核の治療は日光浴が効果的だった

結核とは肺に細菌である結核菌が入り込むことで引き起こされる感染症のひとつで、悪化すると死に至るケースもある恐ろしい病気です。

近年、医療技術の発達によって開発された効果的な治療薬やワクチンで治療するのが一般的になりましたが、それ以前の1940年後半までは日光浴が主な治療法でした。

結核に感染した人たちが病院の屋上にベッドを置いて横になっている写真などが残されています。

まだ有効な治療薬が開発されていなかった時代に、結核菌が紫外線に弱いという性質を利用した画期的な治療法です。

インフルエンザの予防になる

日光が病気に効果がある例は他にもあります。毎年冬に大流行するインフルエンザです。

インフルエンザウィルスは一年中空気中に存在している細菌なのですが、冬だけに感染してしまうのは、寒さを防ぐために肌が露出する面積が減って日光に当たらなくなるのが原因とされています。

夏にもインフルエンザウィルスはいますが、半袖短パンになって嫌でもジリジリした太陽の光を浴びるので感染する確率がグンと下がるのです。

肌に日光が当たることが何故インフルエンザ予防になるのかというと、人間の体内のある仕組みによって感染しにくい身体になります。

ある仕組みについては次の章で解説します。

体内にビタミンDが生成される

植物が日光を浴びてデンプンが作られる話の後で、信じられないかもしれませんが日光浴によって人間の体内ではビタミンDが作られるのです。

目安としは一日あたり約20分程度、日光を浴びることで作られるとされていますので散歩はもちろん通勤時に日を浴びるのでも可能ですね。

ビタミンDとは?

ビタミンDが身体に与える主な効果は

  • 骨が丈夫になる
  • 免疫力が高まる

となります。

カルシウムの吸収を促して骨が強くなることと、免疫機能を促進する働きにより風邪やインフルエンザ予防につながるというわけです。

日光の効果まとめ

植物も人間にとっても日光が非常に大切な存在ということをご理解いただけましたでしょうか?

とにかく私が言いたいことは「太陽大好き!」ということですね。

遠くて近い存在の太陽がこれほどまでに我々に恩恵を与えてくれていたことに感動します。

日光の力は強大ですが、熱中症や熱射病になりますし、シミやシワの原因にもなりますので長時間の日光浴は逆効果です。また、心臓病や高齢者の方も逆効果になりますのでご注意ください

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