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簡単にできるリボベジとは?実際に成功したリボベジできる野菜の栽培まとめ

リボベジ
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初春から夏にかけてリボベジに興味を持っている方が増えるみたいでして、リボベジが密かなブームになっているようなのです。

こっそりリボベジを続けていた私としてはうれしい限りです。

チンゲンサイなどリボベジで成功できるものがたくさんあるとの情報が多くありましたが、どれを見ても実際に成功した根拠がなかったので筆者である私が実際にリボベジに挑戦してみました。

2017年からリボベジに挑戦してきて実際の栽培に至るまで成功できた野菜を今回この記事にまとめました。

紹介している野菜は

  • アボカド
  • レモン
  • ゴーヤ
  • 豆苗

以上の野菜の栽培方法や難易度を成功するコツなど交えながら解説しています。

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リボベジとは?

食材に使った野菜の切れ端を再生させて栽培することをリボーンベジタブル(再生野菜)といい、これを略したのがリボベジです。

成功した野菜に共通していたのは

  • 発芽しやすく種に加工してあげる
  • 根っこがしっかり残っている野菜を使う

失敗しないコツは上記の2つを意識すると良いかもしれませんよ。

観葉植物になるアボカドのリボベジ

今までで私が一番多くリボベジの発芽・栽培に成功したのがアボカドで、6本の栽培に成功し現在は4本が成長中の状態です。

アボカド
難易度 ★★★☆☆
栽培方法 水耕栽培・土耕栽培
リボベジの素
再収穫 基本は不可

スーパーに並んでいるアボカドから取り出した種を使えばだれでも簡単にリボベジに挑戦できます。

アボカドのリボベジで特徴的なのは発芽までがとても簡単で、種から植木鉢へ植え替えてからの成功率が高いです。

土でも水だけでもどちらでも栽培でき、なによりアボカド自体が強い植物のようで失敗することはほとんどないんですよ。

私が育てた6本のうち2本は枯れてしまったのですが、植木鉢へ植え替えて栽培を始めてしばらくしたとき、真冬の屋外に放置していたためです。

なので失敗した原因は間違いなく私の性格の問題であり、アボカドを育てるのが難しいからではないですからね。

リボベジの醍醐味といえば再生させた野菜や果物をもう一度食べることですが、アボカドではもう一度実を付けることはかなり難しい技術を必要とするので基本的には観葉植物として育てていくことになります。

土の栽培・水の栽培どちらで栽培しても問題ないのですが、発芽するまでの種の加工は共通しているのでここで紹介しておきますね。

アボカドの種の加工から発芽まで

  1. アボカドの種を十分水洗い
  2. 茶色い薄皮をむく
  3. 種に3ヶ所ほど楊枝を刺す
  4. 容器に種半分が浸かるぐらい水を入れる
  5. 約一ケ月で芽が出たら発芽成功

水につけ始めてから2週間程度は見た目の変化がないので、失敗したのかと不安になりますが徐々に根っこが生えてきてちゃんと芽を出してくれますよ。

今のところこの方法で発芽しなかった種はひとつもありませんでしたので気長に発芽を待ってみてくださいね。

種の加工から発芽までを上記の方法で行った後は、土へ移して栽培する方法とそのまま栽培する方法に分かれます。

水耕栽培から土耕栽培へ

水を入れた容器で栽培したリボベジアボカドを土へ植え替えて栽培を続ける方法は、ある程度育ってから行うのが無難です。

  • 幹の部分が30cm~40cmほど伸びたときに植え替えます。
  • 培養土を入れた8号・9号の大きめの植木鉢を用意する
  • 根っこが折れないように慎重にアボカドを移す
  • たっぷりの水で土を定着させたら完成です

種のサイズにもよりますが水に浸してから土へ移すととても長生きしてくれますよ。

アボカドの種からは意外とたくさん根っこが生えてくるので、植木鉢の中でだんだん窮屈になり生育が悪くなってしまうので思っている以上に大きな植木鉢を使うのが効果的です。

あとは普通の植物の栽培と同じで毎日欠かさず水をあげて、日光を浴びさせてあげてください。

約一年もすれば小学3年生ぐらいの背丈になって驚くと思いますよ。

水耕栽培

水が入った容器でそのまま水耕栽培として続けることもできます。

プラスチックのコップや小さいペットボトルを使っていた場合は大きな容器に換えてあげるのが良いですよ。

  • 幹が30cm程度になったら大きな容器へ移し替えてあげる
  • 種半分が浸かるように水を入れる
  • 貯まっている水は腐敗しやすいので頻繁に交換する
  • 水の交換は根っこが傷つかないように注意する
  • 虫が発生した場合は食器用洗剤などを薄めた水を入れる

水での栽培はそれほど難しいことは特にないので最も簡単に栽培を続けられる方法で、初心者向けと言えます。

根っこに気を付けることと、水が腐らないようにすることこの2点は気を配りたいところですね。

そして虫の発生は免れないですが食器用洗剤などの中性洗剤を100倍ぐらいに薄めた水を使えば発生を抑えられますし、アボカドへの影響もなく安全に育てられますよ。

土で栽培するより成長がゆっくりで巨大化することなくちょうどいいサイズになるので、テーブルにひとつ置いておくだけでインテリアとして楽しめそうですよ。

私はペットボトルを使ったのでかなりダサい見た目になってしまいましたが、ちゃんとした水耕栽培用のオシャレな水栽ポットを使えば素敵になります。

土耕栽培

土での栽培は発芽まで水につけてからはじめていましたが、ちょっと実験がてら種をそのまま土へぶっこんだことがありました。

結果は大成功でしたが水で発芽を待つのと違い、根っこが生えてくるとこが見えないので1ケ月なんの変化もなく今回ばかりは失敗したと思いました。

土から直接種を埋めて栽培する方法は

  • 培養土を入れた植木鉢を用意する
  • 種の平らになっている面を下にして半分ぐらいまで埋める
  • 何も起こらないが信じて毎日水をあげる
  • 1ケ月程度で発芽したらそのまま育てる

最初の1ケ月間は何の変化もなくただ土に種が埋まっているだけですが、発芽後に植え替える手間がなくなるので手軽に本格的な栽培ができる方法なのではないでしょうか。

軽い気持ちではじめた実験でしたが予想以上にしっかり育ってくれています。

ただ、写真を見ていただくとわかるように半年経過しているのに30cmも満たない発育状態なので3つの方法の中で一番成長が遅いという結果になりました。

実験だったので大きくない植木鉢を使ったのがいけなかったのか、大きくならない種を使ったのか詳細までは原因不明です。

この状態で大きな植木鉢へ移し替えたら巨大化なのかも知れませんのでもう少し挑戦してみる必要がありそうです。

レモンのリボベジ

レモン
難易度 ★★★☆☆
栽培方法 土耕栽培
リボベジの素
再収穫 先は長いが可能

これまでリボベジで育てた種類の中で私が一番気に入っているのが、このレモンです。

現在も大きくなっていて成長の止まらないレモンは、葉っぱから爽やかな心地の良い香りがする素敵な植木になっています。

近所のスーパーで買ってきた、それこそどこにでもあるようなレモンから取り出した種がどうなるのか?ほとんど実験のようなスタートでしたが、大きな成功を成し遂げてくれました

発芽はしやすかったですが土へ植え替えてからが本当の勝負で、冬の気温や春の虫被害でみるみるうちに枯れてしまうのが難点でした。

とはいえ、小さなひとつの種から一本の植木ができるのを見れるのは生命の強さを実感できます、そして切った枝を差し替えた挿し木でも成長中なのが、また神秘的ですよ。

それでは、私の大好きなレモンの再生方法をご紹介していきます。

種の発芽から土で栽培するまでの方法

レモンのリボベジに挑戦するときは、種の発芽からはじめます。レモンの種はスーパーや八百屋さんで売っているような料理で使うレモンから取り出した種を使います。

アボカドの種と同じく、事前に表面の皮をむいて下処理をしておくと発芽しやすくなります。

種の表面を覆っている皮は、一見すると硬そうに見えますが水気をしっかり取ってから爪でつまむと意外と簡単にむけますよ。皮がむけたらペットボトルの底を切り取った容器などにティッシュか脱脂綿を敷き詰め苗床で毎日水をあげて乾かないようにしましょう。

1週間も経つと表面が割れはじめ、2週間目で小さな芽がニョロニョロと伸びてきます。個体差があり発芽の遅い種もありますが、基本的には生命力が強いのでそのまま続けていればすべて芽が出るはずです。

成長に差が出てしまいますが長くても短くても芽が出ていれば問題ないので、培養土を入れた4号くらいのポリポットへ移し替えてあげましょう。種が上に芽が下を向くように調整しながら優しく土をかぶせて、毎日かかさず水やりをおこなえば発芽から植え替えまでは完成です。

土へ植え替えてから2週間で双葉が芽生え、1ケ月も経てば立派な苗になります。後述しますが4つあった苗は虫の被害にあい1つになってしまいました。

ですが、残った1本は1年以上経った今でも止まらず元気に成長中です。

1cmにも満たなかった小さな種が、今ではひざ上ぐらいまでになり狂ったように成長し続けていますよ。

もう笑けてくるくらい衝撃のパンプアップです。

で、生き残った最後の1本のレモンですが、あまりにも大きくなりすぎたために剪定して枝を切り落としました。この枝がさらにおもしろい方向へ。

枝を切って挿し木にする方法

大きくなりすぎたレモンの木は上と横の2方向に枝が伸びていて、自立できないくらい育ってしまいました。少し強い風が吹くだけで倒れてしまうので、思い切って枝を剪定してみると安定するようになり、見た目もスッキリしました。

このとき残った枝があまりにも大きく育っていて、捨てるのが勿体なかったので使い道がないか調べてみたところ、枝だけでも栽培が続けられる「挿し木」がレモンでもできることを知りました。

  1. 季節は春~夏が好ましい
  2. 切り口に加工する
  3. 水につける

成長が遅くなる寒い季節を避け、春~夏にできるようにタイミングを合わせましょう。カッターで鉛筆を削るように枝の切り口部分の表面に加工し、葉っぱを半分に切って水へつければ完成です。

レモンを挿し木にする場合は、土へ植え替えても、そのまま水につけても栽培を続けることができます。

レモンの挿し木を土へ植え替える

水につける期間を丸一日から2日程度にとどめ、培養土の植木鉢へ移すと成功しやすくなります。土へ移して1週間ほど経過しても葉っぱが枯れていなければ成功です。

 

私のレモンでは移し替えてから2週間に新しい芽が出てきてました。冬を乗り越えて6ヵ月が経過したころには、さらに小さな芽を増やしているのが分かるかと思います。

なぜ土に移しても枯れずに成長するのかについては、にわかに信じがたい話ですが枝から根っこが生えてくるからなんだそうです。

水につけたまま栽培を続ける

水につけて栽培を続ける場合は、日当たりと風通しの良いところに置いておけば室内で育てられるので寒い冬でも安心ですよ。

直射日光に当てる時は水が腐りやすくなるので毎回取り替えるようにしておけば虫の発生を抑えられます。レモンの枝には鋭いトゲが生えているので、水を取り替えるときに刺さらないように注意してくださいね。

水での栽培を続けると、都市伝説と思われていた枝から根っこが生えてくる映像が確認できます。

室内栽培ですとコバエの発生することがありますが、こまめに水を替えたり食器用洗剤などの中性洗剤を薄めてあげればレモンへの影響もなく育てられます

次は、室外で栽培するときの天敵アゲハ蝶の幼虫による害虫被害についてまとめていきますね。

レモンはアゲハ蝶の幼虫に注意

もともと4つあったレモンの苗が、なぜ1つになってしまったのか?その原因の話をしますね。

レモンの葉っぱは、アゲハ蝶の幼虫の大好物なんです!

知らない間にたくさんの卵を葉っぱの裏に産み落とされていて、4~5月ごろになると孵化してすべての葉っぱを食いつぶされます。中2の柔道部ぐらいの食欲ですよ。

この写真が被害の一番大きかったレモンなのですが、食べ盛りの年頃なのはわかりますがやりすぎですよね。レモンの新芽がさぞ美味しかったんでしょう。

植物にやさしい薬品を撒くのもいいですが、最も効果があるのはやはり手作業で事前に防ぐことですね。

葉っぱの裏に張り付いている卵をコツコツ取り除くのが効果的です。もし孵化してしまったときは幼虫を摘まんでどこか遠くへ運んであげましょう。それでも食べられてしまいますが何もしないよりは8割ぐらい抑えられますよ。

ゴーヤのリボベジ

ゴーヤ
難易度 ★★★☆☆
栽培方法 土耕栽培
リボベジの素
再収穫

アボカドの次に強い手ごたえを感じたのがゴーヤです。

ゴーヤもスーパーで売られていたどこにでもあるものから取り出した種を発芽させて栽培できました。

種の発芽から土への植え替えまでは心配することは何もなく、放っておいても100%芽が出るかなり強い野菜という印象です。土へ植え替えてからは栽培方法に少し工夫が必要になりますが、基本は生命力が強いので日光に当ててたっぷり水やりをしていれば問題なく育ってくれます。

ただ、私の栽培したゴーヤは台風前日に室内へ入れたら、次の日に枯れました。朝から室内へ非難させて夜仕事から帰ってくるまでの短い時間だったので、枯れるまでのスピードはかなりのものでしたね。

小さな実を付けはじめたころの出来事だったので、もう少し頑張ってくれていれば店頭で見かけるゴーヤが食べられた可能性が残るリボベジです。

種の発芽から土で栽培するまでの方法

ゴーヤを半分に切ったときに内側についている綿から取り出した種を発芽させます。

種の先端(尖っている部分)を切って発芽しやすいように加工して、脱脂綿もしくはティッシュを敷いた苗床で育てていきましょう。

水が少なくなってきたら継ぎ足していけば問題ないです。1週間過ぎたあたりで種を破って芽が出てきます。

芽を出し始めたら早めに土へ移すのが理想的です。というのも発芽までのスピードが異様に早いのでゆっくりしているとどんどん伸びてきて植え替えが難しくなりますよ。

4号くらいのポリポットに培養土を入れて準備ができたら、種の部分が上に、伸びている芽が下になるように土へ埋めていきます。

ポリポットへ移してから毎日欠かさず水やりをしていると成長し、本葉が3枚ぐらいになりましたらポリポットからプランターへ定植してあげましょう。

定植後は伸びてくるツタが巻きつくように支柱とネットを設置して、上へ成長できるようにしてあげましょう。

本葉が5枚ぐらいまで成長してきたら茎を切って摘心します。ゴーヤの栽培では、摘心はしなくても問題ないのですが、プランター栽培なら伸びすぎないように切ってあげたほうが良いでしょう。

定植してから半月で黄色い花が咲き始め、1ヶ月が経過すると小さなゴーヤの実を付けはじめますよ。

ゴーヤの根っこはめちゃくちゃ伸びやすくて、プランターをびっしり埋めるくらい生えてきますので、思っている以上にたっぷりの水やりを忘れないようにしましょう。

生育に失敗した理由

発芽から定植まで滞りなく進み小さな実までつけたのに、なぜ枯れてしまったのか?

台風の前日、天気予報ではものすごい風速の台風が来ると騒いでいました。飛ばされては大変と思い部屋の中へ入れてから出勤し、帰ってくると元気なくなってました。

大きな雨風の被害もなく、そこまで強い風もなかった台風が去った次の日にグッタリしたゴーヤを外に出して回復を願いましたが、食い止めること叶わず全枯れしてしまいました。

しかも台風の翌日、回復を早められると思って肥料を大量にぶち込んだのも原因でしょうね。まだ全然が知識の無かったので、単純に肥料増やせば元気になると思っていました。

天災と人災が招いた失敗ですね。ゴーヤ自体は種の発芽スピードから見ても栽培しやすい野菜だと思います。

ゴーヤの生命力の高さが良く分かる現象

失敗したゴーヤのプランターに入っていた土から、根っこやゴミをザルでふるいにかけて再利用できるようにしました。

ゴーヤの土を、何日もかけて天日干しして袋に詰めて、さらに天日干して作った土を使ってアボカドを定植したことがあったんですよ。

1ヶ月ぐらい経ったころでしょうかね。ゴーヤが生えてきましたよ。

見覚えのある葉っぱが生えてきたときには緊張が走りましたよ。心霊現象とほぼ同じことが起こってますからね。

枯れさせてしまったことを恨んでいたんでしょうか、ごめんなさい許してくださいの気分です。

とにかく、ゴーヤの種は生命力が強いことが分かっていただけたでしょうか。

豆苗のリボベジ

豆苗
難易度 ★★★★★
栽培方法 水耕栽培・土耕栽培
リボベジの素 切れ端と種
再収穫 水耕栽培は2回まで可

リボベジって言葉を知らなくても一度は再生を試したことあるのが豆苗になるのではないでしょうか。一番有名なのは水に浸して栽培する方法ですね。

私がこれまでに試してきたリボベジの中で最も簡単に再生できたのがこの豆苗でした。

この野菜も水が腐りやすい難点がありますが、毎日の水の交換さえ怠らなければほぼ100%の成功に期待が持てます。日光に当てなくても緑色の葉っぱが生えてくるため場所を選ばず栽培でき、確実に食べられる点で優秀な野菜と言えますね。

また、一般的な水で育てる方法とは違ったやり方として、培養土を入れたプランターなどの土を使った栽培方法もあります。

土で栽培していくと水で育てるよりも大きく育ち、最終的に実を付けます。この実はもちろん食べられます。皆さん良く知っている「さやえんどう」になるのですから。

ただ残念なことに土で育てた豆苗も私の怠惰な行いにより全枯れさせてしまう結果となりました。こちらもまた小さな実を付けるまでは成功したのですが、定植のやり方や急な天候の変化により最後まで育てるに至りませんでした。

栽培方法としては簡単なので、挑戦する方がきちんとお世話してあげれば必ず期待に応えてくれますので暖かい季節になったら是非試してみてくださいね。

水耕栽培は2回まで収穫できる

まずは、確実に成功した水での栽培方法からご紹介します。

お店で売っている豆苗を栽培に使いますが、特に注意することはありませんのでいつも通りお料理に使っていただいて問題ありません。

緑色の若葉が生えている下部分の、種と根が絡みつくようにまとまっている部分が残るように切ったら手ごろな容器に納めて水を注ぎましょう。

私は容器を2リットルペットボトルの中間部分をカットした手製の容器を使っているのでダサすぎますが、ぴったり納まるガラスの容器とか使ったらオシャレですよね。

容器にセットできたら毎日欠かさず水の交換をしましょう。豆苗の根っこは密集していて通気性が悪いために、どうしても水が腐りがちです。全部捨てて新しい水を入れなおしてあげましょう。

成長がとても早く、10日もあれば30センチ以上まで育ちますので、根元から切って料理へ使ってください。

私は豚バラ肉に巻いて焼きましたが、売り物と遜色なく美味しく頂きました。

残った根元をさらに水へ浸して栽培すれば、もう一度収穫できますよ。ただ、一回目よりは成長が遅くあまり大きく育たないようです。

少ないながらも水栽培での豆苗は個体差に関係なく2回まで再収穫ができました。

土へ植えるとさやえんどうが作れる

水栽培から5日目ごろのサイズに育った豆苗を使えば、土へ植え替えて栽培を続けることができます。

プランターへ培養土を敷き詰めて植え替えたら、ツタが伸びてくるので支柱とネットを設置してあげましょう。

たっぷりの日光を浴びせてあげて水やりを怠らないようにしてあげれば、2か月後に実を付け始めます。

まだ小さいですがさやえんどうの赤ちゃんが生まれたとき写真です。

さやえんどうからさらに時間をかけて栽培を続けて大きく育てられれば、立派なスナップエンドウの収穫まで成長させることができるんですよ。

豆苗を土耕栽培に失敗した理由

で、ここからは私の失敗した豆苗を追悼する時間となります。

豆苗を土へ植え替えた時期は4月頃でした。定植に成功して順調に大きく育ってくれていました。

1ヵ月経ったころ少し不安の残る部分が目立ちはじめ、翌月になると少し不安からだいぶ不安になってしまい、はっきりと根元付近が黄色く変色していました。

根元が枯れながらも小さいさやえんどうを実らせてくれたので、なんとか改善してほしかったのですが、梅雨の時期に入り天気の悪い日々が続いてしまいました。

2週間とちょっと経過してようやく梅雨が明けたころ、プランターを見てみると、がっつり全枯れしていました。

完膚なきまでにカラカラになってましたよ。

このあと、失敗した原因が少しわかりまして、悪天候ももちろんなのですが、土へ植えるときに間隔を狭めすぎたのが一番の原因ではないかと思っています。

四角い種と根っこのブロックを少し大きめに切って植えたのですが、密集しすぎてしまったのかもしれません。梅雨入り前から枯れ始めていたので、可能性は高いです。

思っている以上に小さく切らないと同じ結末を迎えることになるので、もし、これから挑戦するときは、意識してみてくださいね。