レモンを種から栽培した記録
食材に使ったレモンから取り出した種を発芽させて、植木鉢にて再生栽培を続けてきましたが、冬の間を乗り越えて半年振りに成長の記録を書いていこうと思います
前回の記事では冬に入る直前の晩秋ごろまでを書いてきていたので、今回は年を越して現在に至るまでの状態となります
再生を始めたレモンの種は最終的には3つの苗になり、手塩にかけて育てていきました
半年前に書いた前回の記事では、冬に入る前に一番大きく育っていたレモンを新しい植木鉢へ植え替えたところまで書きました
その後、3つのレモンたちがどうなっていたのかご覧ください
ここまでのおさらい
レモンのリボベジに挑戦したのは、元々4つの種が発芽したことから始まりました
いつも料理に使っているレモンから芽が出るとは思ってもいませんでしたが、意外とあっさり芽が出たので、ド素人ながら育てることにしたのです
調べてみるとレモンの種は発芽しやすく生命力の高い植物に分類されることが分かりました
ですが、発芽後育てていくのは難しいようで、レモンの育て方について詳しく書かれている資料を探せずにいました
発芽したレモンたちを土へ植え替えて育ててみたものの、1本は葉っぱを虫に食べられてしまい枯れました
その後はひときわ大きく育ったレモンを15号植木鉢へ移し、2番目に大きいレモンと入れ替えて残された3本のレモンを育てるようになっていきます
と、ここまでが前回までのおさらいとなります
冬を乗り越えたレモンたち
秋が終わり本格的な寒さの冬に変わって気温もぐんと下がったころのレモンたちはというと・・・
なにも変化のない状態を維持していました
レモンについて調べていくうちに寒さに弱い植物だと知ったのですが、東京の気温ならなんとか凌げるのかな?とも思いました
それに気を良くしたのか、私の中の冬のレモンに対する心配は次第に薄れていき室外で育てることを続行していました
そもそも成長が遅いことが特長のレモンですから見た目の変化も特にないので何も心配せず育てていきました
画像は取り忘れました・・・
春になるころに発覚する事実
寒い冬が終わって桜が咲き始める春になる頃にレモンを見てみると・・・
じわじわ枯れてきていることに気づきました
これといって目立った損傷の見られなかったレモンたちは私の気づかないところで確実に弱っていました
そして、最終的にレモンがどうなったのかと言うと
ひときわ成長の遅かったレモン1本だけ、となってしまいました
他のレモンは葉っぱは全部落ちて枯れた茎だけになってしまったのです
しばらくは水をあげて様子をみましたが、もはや手遅れとなり再生は不可能な状態になっていました
これがド素人が調子に乗って育てた結果です、同時に育てていたアボカドに続きレモンまでも1本だけにしてしまいました
これは重罪です
しかし、良い勉強になったことは間違いありません
冬は気を抜かないということです
諦めず生き残ったレモンを育てる
残された1本のレモンも実は葉っぱの色がやや茶色くなっていて生存が危うい雰囲気を出していました
このレモンだけは枯らせるわけにはいかない!とこれからは大切に育てる決意をした1週間後
元気に復活していました
鮮やかな緑色を取り戻し、葉っぱを大きくしてくれるようになりました
この日からさらに1ヶ月近く経つと・・・
茎を3本に増やしてさらに背も少し伸びて高くなっています
葉っぱも数を増やして大きく拡がってくれるまでになってくれました
異常な生命力を持つこの1本に助けられ、こうしてまた栽培を続けることができました
成長が遅いことが気がかりでしたが、生命力はどのレモンよりも強かったこの1本がここまで育ってくれるとは正直思ってもいませんでした
本来であれば全滅していたところですが、最後まで生き残ってくれたこの1本からレモンの実を収穫するまで育てていきます