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お金の管理ができない人ほどお金が貯まる!銀行口座を使ったおすすめの貯金術

節約・貯金
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貯金ができる人はお金の管理が上手い人のやるものだと思っていませんか?実はお金の管理が苦手な人ほど貯金に向いている方法があります。

お金の管理が苦手な人の特徴というと

今月いくら使ったかわからない

先月の給料いくら貰ったか知らない

大体こんな感じじゃないでしょうか。

使ったお金・入ったお金も把握してないから貯金は無理。そう考えるのはすごく普通のことです。

でも、

自分の全財産を把握していないことを利用した貯金方法がある

と言われたらどうしますか?

この記事は私がスロットに狂ってお金の使い方が下手くそだったころ。そして職場の仲間から聞いた「給与明細を見たことがない」発言をきっかけに気がついた方法です。

将来のために貯金したいけど「お金を管理するのが嫌だ!」という方こそ、試していただきたい貯金方法になります。ご参考になさってください。

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無理なく勝手にお金が貯まる!2つの銀行口座を使った貯金方法!

これから解説していくのは、2つの銀行口座を使って行う貯金方法になります。

どんな銀行にも決められた日にちに銀行口座へ自動で振込んでくれるサービスがあります。本来は、家賃の支払い日に大家さんの口座へ自動で振り込むときなどによく使う機能です。

この便利な機能自動振込みを使って毎月の給料日に自動的に貯金していくのが全体の流れです。

この方法でのゴールは自分でも気づかない少額のお金を毎月貯金することが目標です。貯金額がどれだけ貯まったか?とかそういことを後回しにすることに意味があります。

そのため、目標金額を決めなくても節約の計算もしなくて待ってるだけで良いんです。

必要なもの

  • メインとサブ、2つの銀行口座
  • 自分の給料日と振込金額

・生活費用と貯金用で2つの銀行口座が必要になります。口座がひとつしかない場合はもうひとつ作りましょう。

新しく作るなら口座はネット銀行がおすすめです。理由は引き出すときに手数料がかかるので、むやみに引き出さなくなるからですね。

持っている口座が都市銀行・地方銀行しかなくても全然かまいませんが、絶対引き出さない自信がある方に限定されます。自信がなければネット銀行にしたほうが続けられますよ。

・次に自分の給料が毎月何日に振り込まれているのか給料の全額がいくらなのか。お金の管理が苦手な方でも、最低限ここだけは把握しておかないと始まりません。

通帳を確認したりネットの給与明細でもなんでも良いので前の月の給料をざっくりと把握しておきましょう。

必要なものはたったこれだけ!それでは、銀行口座を使った節約術と貯金術の方法を解説してきます。

銀行口座の自動引き落としを給料日に設定する

私の愛用している楽天銀行を例に設定方法を解説しますね。

銀行によって呼び方が少し違うようですが、楽天銀行では「おまかせ振込み予約」の名称で提供されています。

 

楽天銀行では過去に振込みをしたことがある口座が指定できるので、サブとして用意した口座へ一度だけ振り込んでおきましょう。

メニュー「振込」→「新規振込」と進めて、サブの銀行名・口座番号を入力して決定すれば、振込みが完了し、振込先の登録ができます。

振込が終わったら「毎月おまかせ振込予約」を選択して、サブの銀行口座を選ぶと金額と予定日の入力画面になります。

振込予定日に自分の給料日を入力しましょう。金額については後述します。

給料が振込まれるのと同時に自動でサブの口座へ振り込まれるようになり、いつの間にか引かれた給料だけが残ります。これで知らずにお金が貯まる仕組みがつくれました。

毎月の振込み金額を決定する

次は、毎月の振込み金額を決めましょう。毎月の貯金額がこれで決定します。

とはいえ、お金の管理が苦手な方へ向けた貯金方法ですので気負いせず簡単に考えましょう。

私の考えるおすすめの金額は、給料の1%~2%が良いかと思います。気づかない間にできる貯金の狙いは、給料が減ったことすら気づかなくさせる目的があるので、1%~2%が理想です。

給料の1%~2%がどれぐらいなのか、一年間でどれだけ貯まるのか簡単な例でご説明しますね。

手取り15万円の貯金額

  • 150,000円÷1%=1,500円×12ヶ月=18,000円
  • 150,000円÷2%=3,000円×12ヶ月=36,000円

手取り18万円の貯金額

  • 180,000円÷1%=1,800円×12ヶ月=21,600円
  • 180,000円÷2%=3,600円×12ヶ月=43,200円

手取り20万円の貯金額

  • 200,000円÷1%=2,000円×12ヶ月=24,000円
  • 200,000円÷2%=4,000円×12ヶ月=48,000円

すごく単純な計算ですが、給料の1%とは1,500円~2,000円程度の金額になりますよね。この金額なら生活に支障がないぐらいの金額だと思いませんか?

1年継続させることができたら2%に引き上げてみるのが賢明ですよ。

もっとできると思ったらそのときに金額を上げれば良いだけなので、最初のうちは少額からはじめるのが継続させるコツですよ。

キャッシュカードを隠すのが最大のコツ

給料日にサブの口座へ振り込む金額が決定したら、キャッシュカードを隠しましょう。

この貯金を継続させていく最大のコツは、

絶対にお金を引き出さないこと

途中で引き出してしまうと貯金への意欲が一気になくなります

少額の貯金は時間のわりにあまり貯まらないため、一度引き出すと一瞬で台無しになります。いくら貯まったのか残高を確認するのも猛毒になりますのでしないのが一番です。

簡単に引き出さないためにはキャッシュカードを隠すのが有効です。

キャッシュカードをタンスの奥に隠して絶対に引き出せないようにしておきましょう。冬服着たらポケットから500円玉が出てきた!ぐらいの気持ちで置いた場所を忘れられると上級者です。

銀行口座を新しく開設した方は、パスワードを忘れないようにメモを残してキャッシュカードを隠しましょうね。

どうしてもお金を引き出したくなったら?

どうしてもお金を引き出したくなったときは、ネット銀行のデメリットを使って気持ちにブレーキをかけることができます。

店舗を持たないネット銀行ならコンビニATMで必ず手数料が発生します。加えて100円単位で引き出すことができないので必ず1,000円以上の取引になります。

もともと少額しか貯金できていないので100円程度の手数料すら惜しくなる、1,000円以上の引き出しをした時点で貯金がほぼゼロになるはずです。

この2点を意識して引き出したい気持ちを制御してください。キャッシュカードを隠して残高を見なければ引き出したい気持ちも生まれませんよ。

ただし、緊急のときなどでどうしてもお金が必要なときは別ですよ。

先にお金を分けるから自然な節約術が身に付く

一般的なよくある貯金方法と大きく違う点は、すべてが逆のことをしている点です。

・一般的な貯金方法
給料の全額を把握→出費の計算→工夫した節約をする→節約で残ったお金を貯金する

貯金のためのお金を節約して残す順番が一般的な貯金方法となります。

対して自動引き落としを使った貯金では

・自動引き落としの貯金方法
給料の振込と同時に1%が貯金へ→引かれた給料を把握→無意識の制限で節約になる

給与の支給日に自動引き落としを設定しているので、いつもよりちょっと少ないなぁ程度で給料を把握できます。

事前に1%引かれた金額のため、普段のお金の使い方が自然と節約しなければいけない状況をつくりだしてるんですよね。

別の口座へ事前にお金を分けることで、はじめから少なくなった給料をどう使うか計画を立てなくても節約になる仕組みですね。

毎月なにもしないで簡単に貯金ができる

毎月の給料日が来るたびに自動で別の口座へ送金しているから、なにもしないでただ待っているだけで簡単に貯金ができるんです。

「出費を計算して今月どれくらい節約すれば貯金に回せるのか?」なんて難しいこと一切考えなくても大丈夫。

はじめに自動引き落とし設定をするのが若干めんどくさいところはありますが、一度だけ設定すればそのあとはなにもすることがありません。給料日が来るのを待つだけです。

自動引き落としの貯金方法が向いていない人

残念ながら、この誰でも簡単にできるはずの貯金方法が向いていない人もいます。

  • 固定給
  • 浪費家

・固定給
今月の給料はちょっと少ないかな?と思わせて自己暗示にかかることを狙っているので、固定給の方にはあまり向かないでしょう。給料がバラつきやすい派遣社員の方やアルバイトで働いている方がベストですよ。

・浪費家
給料日の前日に所持金を使い果たしてしまうような浪費家の方にはできない方法です。自動引き落としに設定した数千円が次の給料日に響いてきて、結局は挫折します。スロットとか打ってる奴は特に。

まとめ

銀行の自動引き落としを使った、待つだけで貯金ができる方法はいかがだったでしょうか。

これは昔、私が実際にやっていた方法なのですが、途中で挫折しました。手取り18万円がノリで決めた貯金額からはじめて、3ヶ月後にはスロットに使ってました。

この記事を参考にしてくださった方が同じ間違いをしないよう、あえて私の失敗談を書きました。

スロットが趣味の人とか極端にお金を使う人以外なら、ほとんど成功できると思います。試してみてくださいね。

ちなみにスロットは、500円玉貯金を満タンにしたらやめられました。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。