スロット中毒者〈カスロット〉は、私生活や仕事上で支障をきたす禁断症状・離脱症状が多くある、と申し上げてまいりました。
今までは軽度な症状でしたが、今回は少し重い症状の「目に映るもの」の話を書いていきます。
目がチカチカ(ペカペカ)する
突然ですが、私の小学生の頃、体育館の天井から照らす大きなライトをボーッと見た後、目をつぶると白っぽい光の残像が瞼に焼き付いているのが楽しくて、何度か同じことを繰り返した記憶があります。
太陽の光で同様の体験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
長時間、太陽を見つめ続け、目を瞑ると丸い影のようなものが浮かび上がります。
さらに、その目で周りを見てみると一面うっすら紫色に染まったように見えます。
と、このように人の目は長時間にわたり強い光を見ていると、残像が焼き付くことが分かります。
そこで、今回の禁断症状・離脱症状はそんな人間の生態が原因で起こる現象の話です。
ハナハナのハイビスカス「チカチカ」やジャグラーのgo!go!ランプ「ペカっ!」
これらは、非常に強い光を放ちます。と同時に、大量の快楽物質を脳内にばら撒きます。
記憶するという行為には感情が伴うとより深く憶えられると言われています。そのため光の強さと快楽の感情が入り交じり、より強固な記憶となって脳裏に焼き付きます。
その結果、
生活の中や仕事中、幻覚となって見えてしまうという症状がでます。
たとえば、食器を洗ったりしているときに、窓の外で赤い光が点滅しているので、救急車でも来ているのではないかと、不安になる。そこで、外に出て確認してみるも、あたりを見回してもどこにも急病人などいない場合。
それは、ハナハナのハイビスカスチカチカが目に焼き付いているばっかりに、幻覚として目の前に現れただけかもしれません。
仕事中はどうでしょう。大事な書類をチェックしているときに、左下の紫色に光るランプが気になって仕事に集中できない!なんて状況になる事もしばしば。
さらなる重症患者ともなれば、もはや幻覚に気づかないまま、書類の内容をGとOと!が混在していることが正解ということになり、まったく的を得ないものを不備なし!と言い切る可能性だってあります。
少しでも当てはまった方は、もう病気決定ですw
なにかしらの〈カスロット〉対策をしなければ、戻ってこれなくなるでしょう。
ボーナス告知の幻覚により目の前が上手く見えていない人の特徴は、人や物に良くぶつかる人です。
チカチカ、ペカペカしすぎて視野が狭くなっているため、傍から見ても一目瞭然の症状ですので、見かけたら「あ~スロット中毒者なんだな」と、優しく見守ってあげてください。
そういえば、昨日、私の家の近所で救急車がたくさん来ていたようです。・・・外に出たらそこには何も無かったんですけどね。
あれはなんだったんでしょう・・・。