健康診断の結果により肝臓に障害があることが判明した私が、肝臓に良い食べ物を調べてみました
私の肝臓はアルコールが原因で起こる肝機能低下の状態
そして、この肝機能低下が原因で脂肪の分解が上手くできず、肝臓に脂肪がついているという2つの状態です
この2つの状態はアルコール性肝機能障害と脂肪肝というものです
30代半ばになったこともあり、この機会に肝臓について勉強してみようと思いました
今回は肝臓に良いとされる食べ物の栄養について調べてみました
肝臓に良い食べ物
- 食事が肝臓に与える3つの効果
- 高タンパク
- 高ビタミン
- タウリン
- 食物繊維
- その他
- まとめ
食事が肝臓に与える3つの効果
肝臓に良い食べ物と聞かれて、まず最初に思い浮かぶのは「シジミ」や「枝豆」といったものが挙げられるかと思います
シジミや枝豆がなぜ肝臓に良いのか、理由まで知っている人は少ないのではないかと思うのです
肝臓に良いとされる食材に選ばれるのにはちゃんと理由があるのです
食べ物に含まれる栄養が、どのように肝臓へ働きかけるのかが分かっていると食べることが楽しくなるのではないでしょうか
弱った肝臓を修復するためには、食べ物で補うことが重要といえます
肝臓が弱っていて、機能が低下している内はバランスの良い食事を取ることが一番良いとされています
これから書く食材は、3つ効果が得られるとされているものです
3つの効果とは、肝臓を修復する・肝臓を休ませる・肝臓を強くする
食べるたびにこの3つの効果が得られるのなら毎日食べてみたくなりませんか?
私はバランスの良い食事を続けて、肝臓の機能を取り戻したい!です
では、ここから本題へ入ります
高タンパク
弱った肝臓を再生させるためには、高たんぱく・
タンパク質は肝臓自体の材料となる、血となり肉となる
代謝に必要な各種の酵素とウイルスに対する免疫物質の精製にも、
つまり、肝臓に必要な成分が豊富に含まれている
そして、肝臓へ直接働きかけてくれる
たんぱく質が多い食材
白身魚・赤身魚・豚ヒレ肉・鳥ささみ・牛乳・大豆
高ビタミン
肝臓はビタミンを蓄えておく倉庫、
貯蔵しているビタミン類の多くはビタミンA・C・Eの種類
肝臓がダメージを受けるとこの3種類のビタミンが減少する
肝細胞の修復を支える要素にもなるため、
ビタミンAが多い食材
人参・ほうれん草・鳥レバー・ウナギ
ビタミンCが多い食材
パプリカ(赤)・じゃがいも・ブロッコリー・小松菜
ビタミンEが多い食材
アーモンド・アボカド・かぼちゃ・ウナギ
ビタミンB1が多い食材
豚もも肉・豆腐・鮭
タウリン
アミノ酸の一種であるタウリンは、魚介類に多く含まれています
タウリンには肝臓の機能をアップさせる作用があります
脂肪の消化・吸収に利用される胆汁酸の分泌を促します
肝臓の解毒効果を高めるとされています
また肝細胞の再生に効果があり、
タウリンが多い食材
牡蠣・タコ・えび・アサリ・イカ
食物繊維
大量の血液を必要とする肝臓を機能しやすくなるためには、
便秘になると腸内にアンモニア等の有毒なガスが発生します
腸内で発生したガスは血液に乗っかって肝臓に戻されます
肝臓内に血液が戻された後、ガスを取り除くため解毒処理されます
このような仕組みになっているため、
普段から便通を良くしておくためにも、
食物繊維が多い食材
ごぼう・海藻類・さつまいも・切り干し大根・しめじ・大豆
その他の食材
特有の成分により肝臓の機能を助ける食材もあります
梅干し
ピクリン酸という成分が肝臓を活性化させてくれます
また、
ウコン
お酒を飲む人には定番のウコンですが、
肝臓障害を防いで、肝臓自体を強化してくれます
カレー粉の中に含まれていて、
ごま
セサミン・
まとめ
- 食事で肝臓を修復・休息・強化するのは4種の成分
- 4種の成分は高タンパク・高ビタミン・タウリン・食物繊維
- 主な食材は肉・魚・魚介・海草・野菜など
- 毎日バランスよく食事に加えていく
今回紹介した食材を使って肝臓が健康になれるのなら、食事が楽しくなるかと思います
これらの食材を食べたからといって、必ず肝臓が元気になるという補償はありません
まずは、きちんと肝臓の状態を把握し、医師からの指示を守ることが一番重要です
参考までに読んでいただけると幸いです
今日はここまで~